職場に絶対いる!「感情の起伏が激しい人」との付き合い方を考えてみた

どこの職場にもいますよね。感情の起伏が激しい人。

私の職場にもいます。
特に私が勤めている会社はフルタイマーが数名の小さな組織なので、1人そうなるとチームの雰囲気にも大きな影響が、、、(泣)

今一度、付き合い方について考えてみました!
同じ悩みを抱えるどなたかのお役に立ちますように。

目次

「感情の起伏が激しい人」って、どんな人? 

良く言えば「感情表現が豊か」なのでしょうが、
ご機嫌な時はよく笑い、機嫌が悪い時は周囲に当たる、、、そんな人を想像する方が多いのではないでしょうか?   

さっきまで豪快に笑っていたのに、話題が変わった瞬間声のトーンが下がり厳しい口調になる。。

そんな人と一緒に仕事をするのは、正直疲れますよね。
ここでは「感情丸出しさん」と呼びましょう(笑)

なぜ「感情の起伏が激しい人」と付き合うのは辛いのか?

社会に出てから8年前後、社内外含め多くの「感情丸出しさん」に出会ってきました。
異動しても、転職しても、どの組織にも絶対いるんですよねー。

私たちが「感情丸出しさん」との付き合いにおいて悩んでいるのは、
怒りや焦りなどのネガティブな感情を丸出しにされ、
まるで私たちが「攻撃されている」かのような気持ちになる
、ということなのではないでしょうか。

具体的には、
・あからさまにイライラしている表情・口調で話してくる
・焦っている時に話しかけると、ものすごい形相・口調で応答してくる
・指摘したりアドバイスする時の口調が、強い

・・・・などなど。

他の人だったら、イライラや焦りのなどネガティブな感情も、
なるべく表情や声に出さないように気をつけるところを、丸出しさん達は全開にしてくるわけです。

無加工のネガティブな表情や口調によって、まるで自分が否定・拒絶された気持ちになり、心が傷つくこと。
これが、「感情丸出しさん」との付き合いにおける私たちの悩みのタネなんだと思います。

「感情の起伏が激しい人」たちの共通点

仕事を通じて出会ってきた数々の「感情丸出しさん」を思い出すと、1つの共通点があるように思いました。

それは、「責任感・使命感が強く、その感情に飲まれやすい」ということです。
(あくまで経験に基づく私見ですが、、)

皆さんも思い出してみてください。
・クライアントから、資料の提出を、ものすごく強い口調で急かされる 
→クライアント自身が社内の締切を守るために焦っている。締切を守らなければいけないという責任感ゆえに、そのような強い口調になってしまっている。

・ミスした時、上司からきつい口調で怒られる
→上司自身がチームで成果を出すために躍起になっている。成果を出すことへの責任感ゆえに、きつい口調になってしまっている。

私たちへの口調や表情が厳しくなるのは、
感情丸出しさん自身の、責任感や使命感の強さ、そしてそれに飲まれていることが一因なのでは・・?!

「成果なんて出なくても良いや〜」「締切なんて過ぎても良いや〜」と思っている人は、強い口調で急かすことも、きつい口調で怒ることもないのでないでしょうか?

ただ、一つ言えるのは、、、
「どんなに責任感や使命感が強くても、自分のネガティブな感情を相手に押し付けて良いわけがない!!」ですよね。

「感情の起伏が激しい人」との付き合い方

私なりの、感情丸出しさんとの付き合い方を考えてみました。

矛先は私たちではない!ネガティブ感情がたまたま私たちに発露しただけ、と捉える

私たちが悩む理由は、「矛先が自分に向けられ、攻撃されている気持ち」になること。
一方で、感情丸出しさんが存在しうる所以は、「丸出しさん自身が、責任感・使命感に飲まれている状況」だということ。

これらを整理すると、、、
「決して私たちは攻撃されているのではない」
「責任感・使命感ゆえのネガティブ感情を、丸出しさん自身が受け止めきれなくなり、発露した先が、たまたま私たちだった」

と捉えると、幾分か気持ちが楽になるのでは、と思うのです。

・たまたま丸出しさんが焦っている時に話しかけてしまった 
・そのミスをしてしまったのが、Aさんではなくあなただった(=もしAさんが同じミスをしていたらAさんが同じように叱られているはず)

という状況なだけだと思うのです。

なので、私たちは攻撃されているのではなく、
たまたま、丸出しさんの溢れ出したネガティブ感情の発露先になってしまっただけ、と思うようにしてみるのはどうでしょうか?

ネガティブ感情は、あくまでも丸出しさん個人のものであり、
私たちには関係がないもの、であると、少し冷静になるのでは、と思います。

「喉元過ぎれば熱さを忘れる」のを待つ

これは誰にでもあることですが、感情丸出しさんは、とても顕著です。
イライラや不安の元になっていた事象さえ終われば、別人のようになります。
どんなトラブルも、どんな納期も、必ずいつかは終わるはずです。
今がたまたまそういう時間なのだと割り切りましょう。

「感情で人を動かそうとする人」=「子供」と捉える

・怒りをぶつけることで、早く資料を出させようとする
・自分が怒っていることを知らしめることで、次からミスを起こさせないようにする

丸出しさんがよく使うこの手法は、怒りの感情で人を動かそうとする、「子供」と同じです。
子供が、自分の思い通りにならないがために、怒ったり泣いたりして、大人に自分の主張を伝えようとすることと、同じことです。

これって、すごく幼いですよね。
良い大人なんですから、言葉で伝えれば良いだけだと思うんです。

自分が焦っている時に話しかけられたら、「今急いでいるので後で話しましょう」と言いさえすれば良いですし、
部下がミスしたのなら、ミスの原因や対策を論理的に建設的に話し合えば良いだけだと思います。

それをせずに、感情をぶつけることで、自分の主張を伝えようとしたり、相手を意のままに動かそうとするのは、幼いですよね。

感情丸出しさんを目の当たりにしても、「相手は子供だ」と思ってしまえば、少し冷静になれる気が・・?!

仲間を作る

感情丸出しさんは、私たちにしていることと同じことを、他人にもしています。
きっと、同じ悩みを抱えている人がいるはずです。
思い切って悩みを打ち明けたら、共感してくれる人がいるはずです。
傷つきそうになった時、「自分だけじゃない」と思えるかどうかで、気持ちの持ちようは変わると思います。

何よりも大切なこと

「正しい選択」「その時自分にできるベストな選択」をすること

私がそうなのですが、感情丸出しさんに怒られたくないために、ともすると、その人への報連相を怠りそうになります、、、(良くないですね)。

きっと同じような人もたくさんいらっしゃると思うのですが、足がすくんだ時、迷った時の判断として大切なことは、
・今自分がしようとしていることは、「正しい」のかどうか?
・これは、今この瞬間の自分にできる「ベスト」なのか?

を問うことだと思います。

何かトラブルが起こったのなら、報告先の相手がたとえ「感情丸出しさん」だとしても、報告しなくてはいけません。
それが、「正しい」ことであり、その時自分にできる「ベスト」だと思います。

正しいこととベストな選択をし続ける限り、どんなに丸出しさんから強い口調で何かを言われたとしても、
周りからの信頼を積み上げていけますし、
何より「頑張って正しいことをしている」と自分自身で思えることが自分の心を守ることに繋がるはずです。

限界を迎える前に、然るべき人に相談を。転職もあり!?

職場での人間関係、悩み始めると頭から離れないですよね。
悩みが長引くと、徐々に心が蝕まれていきます。
限界を迎える前に、上司や人事部など、然るべき人に相談をしましょう。

もし、改善されないようだったら、転職を検討してみても良いかもしれません。


いかがだったでしょうか?
「感情丸出しさん」との付き合いは、私もまだまだ修行の身です。
この記事が誰かの役に立っていますように。。

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